カメラロールは？iOS18で変わったiPhone写真のアルバムとライブラリ

2024年12月20日2024年12月26日

iOS18にアップデートすると写真アプリの見た目が大きく変わります。

どこがどのように変わったのか、従来(iOS17)の写真アプリと比較してみました。

以前使っていたアルバムや機能がどこにあるかわからないときにご活用ください。

iOS18.2（2024年12月12日公開）で写真アプリの表示が一部変わりました。iOS18.1以前と異なる点は注意書きを入れています。

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iOS18で大幅に変化したアルバムとライブラリ

iPhoneの写真アプリはこれまで画面下部のタブで切り替えて「アルバム」や「ライブラリ」を表示していました。

iOS18の写真アプリは「ライブラリ」「For You」「アルバム」「検索」のタブはなくなり、一画面にまとめられています。

写真アプリを起動すると左上に写真の文字、右上に検索・選択ボタンとApple Accountのアイコンをヘッダー表示し、グリッドとコレクションが上下に分かれています。

画面上半分にあるグリッドはライブラリの一部です。

グリッドを下にスワイプするとライブラリ全体を見られます。

ライブラリは「年別」「月別」「すべての写真」の切り替えボタンを表示します。
※「日別」はなくなりました。

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カメラロールはどこ？最近の項目は消えた？

カメラロールは「最近の項目」という名称でiPhone標準写真アプリのアルバムにありましたがiOS18ではライブラリに一本化されてなくなりました。

これまでの「最近の項目」「カメラロール」のように追加日（＝iPhoneに保存した日時）で写真・ビデオを表示するには、ライブラリの並べ替えボタンをタップして[最近追加した項目で並べ替え]を選択します。

他のアプリから写真やビデオを選ぶ画面に「最近の項目」「カメラロール」と表示されることがあります。

Instagramの写真を選ぶ画面 — InstagramのiOSアプリ（バージョン361.0.0）

「最近の項目」「カメラロール」を選択すると追加日（＝iPhoneに保存した日時）が新しい順にiPhone写真アプリのライブラリを表示します。

facebookの写真を選ぶ画面 — FacebookのiOSアプリ（バージョン494.0.0）

写真アプリの「ユーティリティ」（iOS18.0は「その他」）にある「最近保存した項目」はスクリーンショットや画面収録やAirDropで受け取ったり他のアプリから保存した写真・ビデオを表示するもので従来の「最近の項目」とは異なります。

「最近または過去の日々」にある「今日保存した項目」もiPhone標準のカメラで撮影した写真・ビデオは含まれません。

他のアルバムは写真アプリのどこにある？

自分で作成したアルバム・フォルダ

自分で作成したアルバムやフォルダはコレクションの「アルバム」にあります。

iOS18.1以前はアルバムが下の方にあります。

コレクションの並びは変えられるので、アルバムを上の方に配置することも可能です。

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アルバム・フォルダは作成順に並び、自由に入れ替えられます。

共有アルバム

共有アルバムはコレクションの「共有アルバム」にあります。

共有アルバムより上にある[アルバム >]をタップして[共有]を選択する方法もあります。

メディアタイプ（ビデオ、スクリーンショットなど）

メディアタイプはコレクションの下の方にあります。
※利用環境によって異なります。

「ビデオ」「スクリーンショット」は「ピンで固定したコレクション」の初期設定に含まれています。

メディアタイプの種類は変わりません。

ビデオ
セルフィー
Live Photos
ポートレート
パノラマ
タイムラプス
スローモーション
シネマティック
バースト
スクリーンショット
画面収録
空間
アニメーション
RAW
ProRes

ユーティリティ（旧称：その他）

非表示や最近削除した項目などユーティリティ（iOS18.0は「その他」）はコレクションの下の方にあります。

従来(iOS17)の「読み込み」「重複項目」「非表示」「最近削除した項目」から大幅に増えて16項目（iOS18.1以前は15項目）あります。

お気に入り（iOS18.2）
非表示
最近削除した項目
重複項目
領収書
手書き
イラスト
QRコード
最近保存した項目
最近表示した項目
最近編集した項目
最近共有された項目
書類
読み込み
地図
復元

条件に合致する写真・ビデオがないと表示されないものもあります。

ピープルとペット

ピープルとペットは初期設定ではコレクションの上の方にあります。
※利用環境によって異なります。

ピープルとペットを非表示にしたり、特定の人やペットを「ピンで固定したコレクション」に表示することもできます。

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撮影地

撮影地はコレクションの「ピンで固定したコレクション」にある地図が相当します。

iOS18のコレクションには撮影地と年月ごとに写真・ビデオをリストアップした「旅行」もあります。

写真・ビデオの個別表示もリニューアル

写真やビデオをタップして個別に表示すると使える機能は同じですが、ボタンの位置やデザインが変わりました。

ビデオは一時停止ボタンと消音解除ボタンの配置が変わり、シークバー（再生バー）で再生位置を調整します。

iOS18.2でプレビューのエリアが広くなりました。

編集ボタンは写真もビデオも画面下部（）にあります。

これまでと同じように写真・ビデオをピンチアウト（拡大表示）して[切り取り]を選択する方法もあります。

日付と時刻、位置情報の調整は以前と変わらず、(その他)ボタンをタップして選択します。

一覧（グリッドビュー）に戻るにはiOS18.1以前は右上の×ボタンを、iOS18.2は左上のボタンをタップします。
※これまでと同様に”下にスワイプ”や”ピンチイン”でも戻れます。

スライドショーがない？！ムービーとの違い

これまでアルバムにあったスライドショー機能はiOS18の写真アプリにはありません。

アルバムなどのコレクションを表示すると「写真」と「ムービー」の切り替えボタンが出現します。

この「ムービー」は従来の「メモリービデオを再生」と同じ機能です。

写真・ビデオを複数選択、または個別表示で(その他)ボタンをタップすると[スライドショーで再生]を選択できます。

このスライドショーもムービーと同じメモリービデオであり、従来のスライドショーとは異なります。

ムービー（メモリービデオ）はBGMあり・なしを選べますが、ビデオやLive Photosの音声は再生できません。

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