ある日、夜寝る前にiPhone標準の写真アプリを開くと恐ろしい現象が・・・大量の写真とビデオが消えました。
8万枚以上あった写真が2,400枚まで減少。
もちろん、自分で削除した覚えなどまったくありません。
突然の出来事に衝撃を受けて眠れそうにないので、まずは iCloud.com を確認することにしました。
私が使うiPhoneはiCloud写真をオンにしているのでiCloud.comからも写真とビデオを見られます。
あわせて読みたい
「iCloud.com」でiCloudに保存した写真を見る方法
iCloud写真の写真とビデオは「iCloud.com」からも見ることができます。アップロード状況がひと目でわかるしデータのダウンロードもOK。今回は「iCloud.com」でiCloud写真を確認する方法と写真やビデオを1枚ずつダウンロードするやり方を解説します。ダウンロードできないときの対処法も。
iCloud.comを確認してiCloudストレージには8万枚の写真とビデオがあることがわかり安堵しました。
でも、iPhone本体には2,400枚程しか写真がありません。
なぜiPhoneから大量の写真とビデオが消えてしまったのか・・・1つだけ思い当たるのは最新のiOSへアップデートしたこと。
iCloud写真で最適化された写真とビデオがiOSのアップデートによってiPhoneから消えたのではないかと。
あわせて読みたい
iPhoneのストレージを最適化とは?オリジナルをダウンロードとの違い
iCloud写真は「iPhoneのストレージを最適化」と「オリジナルをダウンロード」のどちらかを選ぶことができます。初期設定の「iPhoneのストレージを最適化」をそのまま有効にするとiPhoneにある写真やビデオはどうなるのでしょうか?「オリジナルをダウンロード」との違いをわかりやすく解説します。どちらを選ぶか参考にしてください。
私のiPhoneは8万枚の写真があるように見えて、その大半が最適化されたサムネイルで実体(オリジナルデータ)は約2,400枚だけということですね。
iPhoneを電源に接続し、ロックをかけておくと翌朝には雲隠れしていた写真・ビデオが少しずつ姿をあらわしました。
無事に戻ってきてホッとしましたが、クラウドサービスならではの消失リスクを痛感。
今回、写真・ビデオが唐突に消えたのはiOSアップデートとiCloud写真の最適化利用が原因だったわけですが、それに気づくまでは動揺が止まりませんでした。
写真・ビデオの管理は一箇所に限定せず、バックアップしておくと安心ですね。
あわせて読みたい
[n]iCloud写真や共有アルバムのデータ全部をダウンロードする無料ツールの使い方
iCloud写真と自分で作成した共有アルバムにある写真とビデオすべてのコピーを作成してダウンロードする方法を紹介します。申し込むだけなので手間いらず。Apple公式ツールだから安心安全。iCloud写真と共有アルバムのバックアップにも活用できます。
この出来事は2019年10月、当時の最新iOS13.1.3へアップデートした後に起こりました。
iPhone11ProMaxの64GBモデルを使用していたのでiPhoneストレージの空き容量不足が大きく影響していたと思われます。
翌年には容量の大きいモデルに機種変更し、それ以降はここまで大量の写真とビデオが勝手に消える事象は起きていません。
あわせて読みたい
iPhoneにある昔の写真やビデオを見れないときの対処法
iPhoneで過去の写真やビデオを見られずに困った経験はありませんか?「真っ白で見れない」「動画にくるくるが出て再生できない」など写真アプリのライブラリやアルバム(コレクション)に表示されない写真・ビデオがあるときの対処法を紹介します。
あわせて読みたい
iCloudの写真やビデオをiPhoneに戻す5つの方法
「iCloudの写真をiPhoneに戻したいのにできない」という相談を受けました。iCloudにある写真やビデオをiPhone本体に戻す方法はiCloud写真の利用状況によって異なります。まずは、SafariなどのブラウザアプリでiCloud.comを確認して状況に応じたダウンロード方法を試しましょう。