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iPhoneの動画をQRコードにする2つの方法【標準アプリでOK】

iPhoneの動画をQRコードにする

覚えておくと便利なiPhoneの写真機能をさくっと解説。

今回は、写真アプリ(カメラロール)にある動画をQRコードにする2つの方法を紹介します。

どちらも無料で使えてiPhoneの標準アプリでできるから、新たにアプリをインストールしたりアカウントを作成する必要はありません。

もくじ

動画のiCloudリンクを作成してQRコードにする

iCloud写真を利用中のiPhoneは写真アプリにある画像と動画はすべてオンラインストレージに保存されます。

だから表示・再生用のリンクURLを発行すれば、他の人に見せられます。

iCloudリンクの動画をWebブラウザアプリで表示

その専用URLがiCloudリンクです。

iCloud写真をオフにしている場合はiCloudリンクを作成できません。

iCloudリンクには有効期限があり、リンク作成の30日後自動的に期限切れとなります。

iOS18の写真アプリでiCloudリンクを表示

iCloudリンクとQRコードの作り方

iPhone標準の写真アプリでビデオを表示し、左下の共有ボタンをタップします。

iOS18.2の写真アプリでビデオを表示して左下の共有ボタンをタップ

共有メニューから[iCloudリンクをコピー]を選択します。

iPhone写真アプリでビデオの共有シートを表示

「iCloudリンクを準備中」の表示が消えるとリンクの作成完了です。

iOS18のiPhoneでiCloudリンクを作成

Safariなどのブラウザアプリでリンクをペーストして開くと、iCloudリンクを作成したビデオを見られます。
※iCloud写真のアップロード状況によっては表示に時間がかかります。

iCloudリンクを表示

ブラウザアプリの共有ボタンをタップしてQRコードを生成します。

iCloudリンクを共有

QRコードの生成はiPhone標準アプリ「ショートカット」でつくれます。

動画を共有アルバムに保存してQRコードにする

共有アルバムはAppleAccountでサインインしたiPhoneであれば、iCloud写真の利用有無にかかわらず誰でも作成できるオンラインアルバムです。

iOS18の写真アプリで共有アルバム作成

iCloudリンクのような有効期限はありませんが、共有アルバムへの保存は上限があり、写真やビデオは自動的にリサイズ(縮小)されます。

共有アルバムとQRコードの作り方

共有アルバムを初めて作成する場合は、iPhone標準の設定アプリで[写真]の[共有アルバム]がオン(緑色)であることをご確認ください。

iPhoneの共有アルバムをオン

iPhone標準の写真アプリでビデオを表示し、左下の共有ボタンをタップします。

iOS18.2の写真アプリでビデオを表示して左下の共有ボタンをタップ

共有メニューから[共有アルバムに追加]を選択します。

iPhone写真アプリでビデオの共有シートを表示

共有アルバムに保存します。

次に、共有アルバムの動画を表示・再生するためのリンクURLを発行します。

通信環境等によっては共有アルバムの作成完了まで時間がかかることがあります。

動画を保存した共有アルバムを表示します。

iOS18の写真アプリの共有アルバム

右上のその他()ボタンをタップして[共有アルバムの詳細]を選択します。
※iOS17以前は選択の左にあるメンバーボタン

iPhoneの共有アルバム

[公開Webサイト]をオフ(灰色)からオン(緑色)にします。

iOS18の写真アプリで共有アルバムの詳細を表示(公開WebサイトON)

[リンクを共有]をタップしてQRコードを生成します。

QRコードの生成はiPhone標準アプリ「ショートカット」でつくれます。

QRコードを読み込むと動画再生用のウェブページを表示します。

iPhoneの写真アプリでQRコードを読み込む

共有アルバムを削除したり、公開Webサイトをオフにしない限り表示・再生できます。

iPhoneの動画をQRコードにする

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