ロック画面に設定したライブフォトを再生する「ライブ壁紙(動く壁紙)」と呼ばれる機能はiOS16で廃止されましたが、iOS17で復活しました。
壁紙に設定したライブフォトがオン(有効)であれば、左下に再生ボタンが表示されます。
この場合、ロック画面でスリープを解除したときにライブフォトが動きます。
左下の再生ボタンをタップするとライブフォトはオフとなり、静止画として壁紙に設定されます。
この場合、ロック画面でライブフォトは動きません。
しかし、壁紙に設定しても「モーションエフェクトは使用できません」とメッセージが表示されて再生できないライブフォトもあります。
Appleのサポートサイトによると、壁紙で再生されるのはスローモーションに変換できるLive Photosという条件があります。
Live Photosでモーション効果を作る: スローモーションに変換できるLive Photosを選択した場合、左下の 再生ボタン をタップすると、デバイスの起動時にLive Photosが再生されます。
カスタムのiPhoneロック画面を作成する – Apple サポート (日本)
「スローモーションに変換できるLive Photos」の説明はAppleのサポートサイトに見当たらないため、独自に調査したところ、2020年夏以前にiPhone標準カメラで撮影したライブフォトは壁紙に設定しても再生できませんでした。
同じiPhoneの機種でも2020年秋以降に撮影したライブフォトは壁紙で再生できます。
私の憶測ではありますが、壁紙やホーム画面が大きく変化したiOS14(もしくは、iOS14.3)以降に撮影したライブフォトが壁紙に対応したモーションエフェクトなのではないかと考えています。