iPhoneの共有アルバムはiCloudストレージに写真やビデオを保存するオンラインアルバムです。
共有アルバムの特性上、削除した写真やビデオを復元することはできません。
削除した覚えがなくても共有アルバムから消えた写真やビデオは取り戻すのは困難。
Appleサポートからそう言われても諦めきれず、私が試した方法を紹介します。
iPhone本体の再起動
iPhoneの挙動がおかしいと感じたら、まずは再起動。
起動中のアプリをすべて終了してiPhone本体を再起動すると問題が解消することも。
通信環境を確認する
ネットワーク環境が原因で共有アルバムを表示できない可能性もあるので、Apple社のシステム状況と利用するインターネット回線に障害が発生していないか念のため確認します。
公開Webサイトを確認する
共有アルバムにはSafariなどのWebブラウザで表示する「公開Webサイト」機能があります。
公開Webサイトを一時的にオンにして閲覧用URLを作成し、SafariなどのWebブラウザで表示します。
共有アルバムを再読み込み(リロード)する
共有アルバムの機能を一度オフにしてからオンにすると再読み込みできます。
標準の設定アプリの[写真]をタップして[共有アルバム]のオン(緑色)・オフ(灰色)を切り替えます。
共有アルバムをオフにすると、(iPhone標準の)写真アプリから共有アルバムが消えますが、オンにすると再び表示されます。
ただし、再読み込みが完了するまで時間がかかる場合があります。
Appleのツールで共有アルバムのコピーを取得する
Appleが提供する「データとプライバシー」はiCloudストレージにあるデータのコピーを取得できます。
共有アルバムも対象となります。
データ保護の観点からApple社が申請の正当性を確認するためダウンロードできるようになるまで最大7日かかります。
結局のところ、私は消えた共有アルバムの写真を復元できませんでした。
いつ消えたかわからず、自分で削除した可能性も否定できません。
「共有アルバムは家族や友人に公開するための機能で写真を永久保管するものではない」とAppleのサポート担当者も話していたので、今ある共有アルバムは失わないようにバックアップを作成しました。
この記事をご覧になった方が共有アルバムの写真・ビデオを取り戻せることを願っています。